【ニイハオから覚える中国語】第1回:你好(こんにちは)

「你好(ニイハオ)」は、おそらく日本でもっとも有名な中国語ですよね。でも、ただの挨拶だと思っている人が多いのではないでしょうか。実は你好は様々な場面で使える便利な言葉なんです。

  • 「你好」は「こんにちは」だけではない?
  • 中国人は「初めまして」と言わない?
  • 声をかけるときも你好

「你好」は「こんにちは」だけではない?

「你好」といえば、すぐに思いつく日本語は「こんにちは」ですね。もちろん、間違いではないのですが、お昼のあいさつとしての「こんにちは」にあたる中国語は、ほかにも「中午好」などがあります。

你好はもっと気軽な「こんにちは」にも使えます。例えば、職場の廊下すれ違ったとき。日本の職場で使われる「お疲れ様です」みたいな感じです。


中国人は「初めまして」と言わない?

「你好」は、初めて会う人にも使えます。たまに、日本語の「はじめまして」を直訳した「初次见面」を耳にすることもありますが、こちらが日本人だから、あえてこの言葉を使うっているようです。中国人同士は、お互いに「你好」で十分。ちなみに、「よろしくお願いします」にあたる「请多多关照」をかなりかしこまった表現で、日本語の「よろしくお願いします」のように、気軽に使う言葉ではないという印象があります。


声をかけるときもニイハオ

ニイハオは、日本語の「ちょっと」や「すみません」のように、人の注意を引くために使うこともできます。例えば、飲食店で店員を呼ぶとき「服务员(フー(ウー)ユエン)」と声をかけるのがスタンダードですが、「你好」でも全く問題ありません。「服务员」は初めて中国語を覚える人には、発音が少し難しいかもしれないので、「服务员」と言っても店員さんが来てくれないときは、大きな声で「ニイハオ」と読んでみましょう。


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