中国のタクシー手配アプリ市場について

中国は日本よりも割安なタクシー料金をはじめとする様々な事情から、スマートフォンアプリによる配車サービスが盛んです。

様々なプラットフォームがありますが、なかでもダントツに利用されているのが、滴滴出行です。

どのくらいのシェアがあるのか、中国の調査会社易观が2019年7月に発表したレポートで、アクティブユーザー数を比較してみましょう。


オンライン配車サービス市場の月間アクティブユーザー数(2019年5月)

  1. 滴滴出行:約7517.1万人
  2. 首汽约车:約330.1
  3. 曹操出行:約247.0万人
  4. Uber  :約96.0万人
  5. 神州专车:約70.8万人
  6. 美团打车:約49.1万人
  7. 易到  :約21.9万人


ちなみに、中国語ではアプリで配車することを「打车」と言います。

YouTubeに、中国で最も南にある海南省の三亜市から、中国で最も西にあるウイグル自治区のウルムチまでの約4600kmを、配車アプリで手配した車で走破するという動画が上がっています。興味のある方はぜひ見てみてください。

※ちなみに、普通は長すぎる距離はドライバーがまったく捕まらないか、捕まっても断られ(キャンセルされ)ます。

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