タオバオは家も買える？

日本でも「独身の日」、「ダブルイレブン」といった名称で有名になった11月11日。今年もアリババグループが運営する「淘宝（タオバオ）」をはじめとするECサイトで例年を上回る売れ行きだったことが知られていますが、マンションなどの販売が好調だったことも話題になりました。

不動産が買えるのは、淘宝ではなく、同じアリババグループが運営する「阿里拍卖」というECサイトです。このサイトは、日本でいう競売物件に入札できるサイトで、マンションのほか、車や土地、会社などの所有権など、さまざまな物件を取り扱っています。

中には、日本円で1億円を超える物件もあり、下の画像のマンションは、日本円で約1億5000万円で取引されています（172.65㎡の物件なので、1平米あたり約90万円）。同じ上海市杨浦区の中古マンションの相場を見ると、軒並み1平米あたり100万円をこえているので、なかなかのお値打ち価格と言えるのではないでしょうか。